対話から学ぶ性の健康教育を広げるNPOピルコンの公式サイト

ピルコンが取り組む社会課題

今、日本の若者の性に起こっていること

生まれてくる赤ちゃんの1/5の数が「産まない」選択をされています

problem1

日本の年間中絶件数は、年間約19万件。出生数の1/5の数に及びます。その内、10代の中絶件数は年間2万件。1日に換算すると約53件となります。
平成25 年度厚生労働省「衛生行政報告例の概要」より

性経験のある女子高校生の約8人に1人が性感染症に感染

problem2

10代~20代の若者に、自覚症状が少ないクラミジア等の性感染症が流行しています。感染に気付かず放置すると、将来の不妊の原因になることがあります。
平成18 年国立保健医療科学院疫学部調査より

問題の背景にあるのは、性の知識や当事者意識・自尊心の不足

problem3インターネットやコミュニケーション技術の発達により、偏った性情報を鵜呑みにしたり、人間関係がうまく築けない子どもが増えています。

望まない妊娠をきっかけに、様々な社会的なリスクが連鎖

problem4各関連機関が協力して対応していくことが必要です。

種部, 『困難な背景を持つ妊娠、妊娠中に観察されるハイリスク要因』より

妊娠のタイミングが悩ましい日本女性

problem5子供を産む・産まないは個人の選択ではありますが、晩婚化・晩産化を背景に、少子化や不妊に悩むカップルも増えています。ライフコースや生き方が多様化する今、自分が望む将来設計をデザインするためには、性を学ぶことが重要です。

 

 

問題解決のためにできること

「包括的性教育」が性行動を慎重化させる

節制や禁欲とともに、避妊や性感染症についても教える性教育を、「包括的性教育」と呼びます。
国連機関などの研究により、「包括的性教育は若者の性行動を促進することはなく、むしろ責任感を高める」ということが示されおり、WHO(世界保健機構)やUNESCO(国際連合教育科学文化機関)から理想的な性教育の指針などがまとめられています。

ピルコンでは、国内外における包括的性教育やリプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関わる健康・人権)の施策に基づき、性教育講演や、性の健康を学ぶ場作り、人材育成、情報発信、イベント・啓発事業を行っています。

秋田県におけるモデルケース

problem6日本における先進的な事例として、秋田県では秋田県教育庁・秋田県教育委員会が地元の医師会と連携し、医師による性教育講座を県内の高校・中学校で行っています。県内すべての中高生が在学中に一度は妊娠・出産や避妊、性感染症などについて話を聞く機会を設けています。秋田県の10代の人工妊娠中絶率が全国平均を大きく上回った2000年度からスタートし、2011年度には、その1/3にまで中絶率が減少。全国平均を下回るようになりました。

秋田県教育庁発表より

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