緊急避妊薬のオンライン診療に関する検討会でも話題になった性教育の必要性。国際的な性教育の指針において「包括的性教育」の重要性が強調されています。子ども虐待や性暴力予防の観点からも注目が集まる日本の性教育の現状と課題について専門家、当事者と共に考えます。

包括的性教育(CSE/Comprehensive Sexuality Education):
性を精神的、心理的、身体的、社会的側面から捉え、適切かつ健康的な選択をするための知識、態度、スキル、価値を提供することを目的としたカリキュラムに基づく教育

【プログラム】
1. ご挨拶・参加議員からのご挨拶
2. 講演・報告
「国際スタンダードから考える日本の包括的性教育の課題」NPOピルコン 染矢明日香
「産婦⼈科医が⾏う性教育の実際と教科書や医療における課題」産婦人科医 遠見才希子氏
「LGBTや子どもの権利の視点から」弁護士 山下敏雅氏
3. 質疑応答
4. 当事者・関係者のリレートーク 公益財団法人ジョイセフ 小野美智代氏、助産師・特定非営利活動法人ピッコラーレ副代表理事 土屋麻由美氏他

【登壇者】
染矢明日香 NPOピルコン代表。中絶経験がある当事者で、若者や保護者への性の健康啓発を行う
遠見才希子氏 産婦人科医。大学時代から全国700カ所以上で中高生向けの性教育講演会を行う
山下敏雅氏 弁護士。セクシュアルマイノリティや子どもの権利を守る活動に取り組む

【開催概要】
■日時:2019年11月12日 15:00 – 17:30(14:30開場)
■会場:衆議院第一議員会館 大会議室(地下1階)

【アクセス】
・「永田町」 ●有楽町線 ●南北線 ●半蔵門線 1 番出口 徒歩 5 分
・「国会議事堂前」 ●丸ノ内線 ●千代田線 1 番出口 徒歩 5 分

■参加対象者:問題に関心のある一般の方、国会議員の方、医療・教育に携わる方、政策等に関わる方、メディアの方
■お申込み:
https://ux.nu/QtoLH

※当日はメディア取材が入る可能性がございます
■参加費:無料
■定員:300名(定員に空きがあれば当日参加も可能です)

《主催》NPO法人ピルコン 《助成》日本財団 《後援》公益財団法人ジョイセフ
《協力》#なんでないの プロジェクト

アフターピルを必要とするすべての女性に届けたい!/包括性教育を中学生に!署名キャンペーン中!

ピルコンでは、若者・当事者の立場から、2つのオンライン署名キャンペーンを行っています。2019年10月現在、アフターピルは3万7千名、包括的性教育は2万名を越える賛同者がそれぞれが集まっています。
▼1: アフターピルを必要とするすべての女性に https://www.change.org/afterpill
▼2: 中学生に包括的な性教育を https://www.change.org/adachi-karada