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【学生対象】性の健康・リレーションシップ教育プログラム LILY

性の健康・リレーションシップ教育プログラム LILY <Link Life of Youth>

ピルコンでは、中・高校生~大学生を対象に、
自分の将来を守るために必要な性とライフプランニングの知識を
大学生、若手社会人が身近な立場から、わかりやすく伝える
出張授業を実施しています。

現在オンラインでの講演についてもご相談可能です。お気軽にお問合せください。

LILY(リリー)は、同世代が対等な立場から一緒に考えることで効果的な情報提供・予防啓発を行う「ピア・エデュケーション」という手法を活用しています。

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児童養護施設対象の性教育講演・研修はこちらから

※ご案内資料のダウンロード(PDF)>>LILY_flyer_201605

出張授業概要

性の健康」「人間関係」をテーマに、思春期におこる心身の変化、妊娠・ライフプランニング、性感染症、男女交際(デートDV)、性情報との関わり方について、正しい知識と体験談や体験型ワークショップを交えてお伝えします。

■対象     主に中学生、高校生、大学生
■導入テーマ例 思春期の心と体、健康教育、人権教育、キャリア教育、ライフプランニング、コミュニケーション、性情報リテラシー
■時間     60分~120分程度
■対象人数   1クラス~数百人まで

※ 対象学年や時間、ご要望にあわせて内容をカスタマイズいたしますので、お気軽にご相談ください。

プログラム特徴

生徒に年齢が近い大学生や若手社会人が中心に運営
生徒に年齢や立場の近い大学生、社会人を担い手にすることで、生徒の関心を高め、ライフ&キャリアプランニングのロールモデルとして提示する共に、性の健康とそのリスク対策についての知識を深め、主体的なライフプランニングや人間関係の大切さを考えるプログラムをご用意しています。

産婦人科医や助産師がプログラムを監修
『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』をベースとし、プログラム資料の監修とフェロー(ボランティアスタッフ)の研修には、産婦人科医、助産師、感染症予防研究者など講演活動を積極的に行う各方面でのエキスパートをアドバイザーとしてご指導いただいています。
>>ピルコンのアドバイザーはこちらから

企画例

■グループワーク型
6~10名ほどの生徒グループに、ピルコンのファシリテーター(大学生や若者)が1名入り、グループワークを中心とする授業を行います。生徒が主体的に考えることを促すプログラムです。

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1. アイスブレイク

2. 性の健康について[〇×クイズ、講義]
〇×クイズとその解説を通して、楽しく性の健康の知識を身につけます

3. 水の感染ゲーム
性感染症の広がりを疑似体験する参加型のワークショップを行います

4. 体験談の紹介・グループディスカッション
予期しない妊娠や、性感染症の実際に起こった体験談を紹介しながら、
これからの人間関係で大切にしたいことなどのテーマでグループで話し合います
5. Q&A、フリートーク

■講義型
ピルコンの講師(大学生や若者)が2~3名でお伺いし、性の健康についての講義を行います。生徒の知識を効率的に深めたいという学校におすすめです。

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1. 導入

2. 性の健康について[講義]
スライド資料を使い、分かりやすく性の健康について解説します

3. 水の感染ゲーム
性感染症の広がりを疑似体験する参加型のワークショップを行います

4. 体験談の紹介
予期しない妊娠や、性感染症の実際に起こった体験談を紹介し、
これからの人間関係で大切にしたいことを考えてもらいます

5. 質疑応答

参加者の声

男女共通して、「わかりやすかった」「ためになった」という内容の理解や、「自分にも関係ある」「身近に思った」などリスクの自分事化につながった声を多くいただいています。

  • 自分と同じ年代の人が望まない妊娠をしてしまったり、中絶するという問題が多いということが印象に残りました。あまり自分のこととして深く考える機会がなかったけど、すごく大切なことだと思いました。これを機に、正しい知識をもっと知ろうと思います。(高1女子)
  • 自分できちんと考えて決断する。知識はちゃんともっておくこと。それが自分、相手を傷付けないために大切なことだと思った。(高2男子)
  • 今まで知らなかったことや、ネット等のウソの情報を知ることができてよかったです。また、自分の体だけではなく異性のことについても学べたので、お互いを理解できるようにしていきたいと思いました。(中3女子)

学校ご担当者様からの声

身近な立場からの講演や、効果測定についてご評価の声をいただいています。

  • スライドやワークショップを通して、わかりやすく伝えていただけたのがよかった。また、年齢の近いスタッフの方が体験談を交えながらお話いただいたこととで、生徒も性の悩みやトラブルが身近に起こることを感じてもらえたと思います。
  • 教員からは具体的に話しにくいことを身近なお兄さん・お姉さんの立場からお話いただけたのがよかったです。体験談の紹介では生徒も真剣に耳を傾けながら、○×クイズや水の感染のワークショップでは楽しい雰囲気で進めていただけて生徒も印象に残ったようでした。
  • 事前アンケートの結果に応じて内容を調整いただいたり、事後アンケートの結果も丁寧にご報告いただいたのが助かりました。また教員自身も最新の知識を学ぶいい機会になりました。

実績

首都圏を中心に、全国の中学校、高校(全日制、通信制、定時制高校含む)、大学、児童養護施設にて、のべ300回以上、4万名以上の生徒・学生に実施しています。
その他、地域の思春期保健ネットワーク会議やPTA、保護者会などでも講師を務め、平成28年度からは東京都杉並区との共同提案事業として若者を対象とする性感染症予防啓発事業を推進しています。

実施の効果

  • 効果1:性知識の向上

グラフ1

13項目の性知識の正答率(正誤問題)が平均で約4割向上しました。

  • 効果2:性のリスクの当事者意識の向上

グラフ2

性の健康のリスクへの当事者意識や、将来の避妊への実行意図が上昇しました。

なかなか表面化しづらい生徒の性の知識や課題について、無記名の事前アンケートによる現状把握と講演内容の設計をしています。また、講演後にもアンケートを行うことにより生徒の知識面・意識面の変化を測定し、今後の性教育計画にご活用いただけるよう実施校にレポートをご報告しています。過去の実施校の効果測定から、知識面・意識面に前向きな学習効果が見られています。

実施までの流れ

  1. メールにてヒアリング
  2. プログラム内容の打ち合わせ
    (学校様のご要望に沿ってプログラム内容は調整させていただきます)
  3. 事前アンケートの実施→集計結果のご送付とプログラム内容の決定
  4. プログラム実施・事後アンケートの実施
  5. 集計結果のご報告

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メディア掲載

朝日新聞、日経新聞、読売新聞などのメディアにも取り上げていただいています。
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