Pilcon College Lesson.2【ジェンダーとセクシュアリティ – 日本とドイツの例から考える男女観】

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「恋愛において、男性はリードするべき」
「男性は論理的、女性は感情的」
「性に関する話をするのは恥ずかしいこと」

このような巷で聞く声に共感しますか? 違和感がありますか?
これらは、社会的につくられた男女のイメージや役割・「ジェンダー」や性のあり方「セクシュアリティ」が関連しています。
“彼氏と彼女”“妻と夫”、普段当たり前のように思っている二人の関係も、ジェンダーとセクシュアリティをきちんと知ることで、もっと自分自身やパートナーとの関係を見つめなおし、より深く優しく考えるヒントになるはずです。

今回のピルコンカレッジでは、日本のジェンダーを専門に研究しているイザベル・ファスベンダーさんを講師にお迎えし、「ジェンダー」や「セクシュアリティ」がどのように個人・社会とつながっているのか、身近な例を挙げながら解説します。
「当たり前」と思われがちな“性のいろは”について、いつもとは違う角度から一緒に考えてみませんか?

【ちょっとだけ内容を先取り】
ジェンダーやセクシュアリティというのは、もともと自然に決まっているのではなく、社会的・文化的な枠組みの中で「つくられている」ものであるという考え方が大切です。
性の営みや子どもを産むことは、個人の問題だけではなくて、実は社会的に管理されていることでもあるのです。
本講義では、その具体例として日本とドイツにおける性教育についても紹介します。

性をめぐる様々な考え方に触れ理解を深めることは、自分の視野を広げ、パートナーとの生活をより豊かにします。そしてそれが、自分らしく物事をとらえ、もっと充実した人生を歩むことにもつながるはず!
「どうして男性は?」「どうして女性は?」と自分では解決できないモヤモヤ・疑問をかかえている方にもおすすめです。
会場は、神宮前2丁目にてLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に関する前向きな情報発信を行うコミュニティスペース・colorful☆stationにて!
ぜひ、お気軽にお越しください!

日時

2015年7月5日(日)14:00-16:00(13:45OPEN)

場所

colorful☆station
http://goodagingyells.net/colorful-station/
東京都渋谷区神宮前2-14-17

講師
ファスベンダー・イザベル

isabel_profile

ドイツ生まれ。2011年、スイスのチューリッヒ大学部卒業(日本学、経済学)。

2014年、東京外国語大学修士課程卒業(地域・国際社会専攻、研究テーマ:「現代日本社会における若者の性意識とジェンダー規範―避妊行動にみる男女間の非対称性」)。
現在、東京外国語大学博士後期課程で、「『産む』ことをめぐるポリティクス—現代日本の少子化社会における生殖をめぐる言説の分析—」をテーマに研究中。
学部時代から、フェミニズム、性・生殖をめぐる問題に興味があり、
性・生殖とは、個人的な問題ではなく、非常に政治的な文脈の中で成り立つ人生の重要な要素であると考え、このテーマについてさらに考えを深めていきたいと思っている。
趣味はヨガ、海。2014年からピルコンにて中高生向けの性教育講演やボランティア育成にも貢献している。

参加費

一般社会人 2,000円
一般学生/会員/社会人フェロー 1,500円
学生会員/学生フェロー  無料

※ピルコン会員についてはこちらから

お申し込み

Peatixイベントページよりお申し込みください

主催

NPO法人ピルコン

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