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避妊

妊娠するとこまるとき、妊娠を防ぐ方法が「避妊」
まちがった情報にふりまわされず、2人でリスク対策をすればもっと安心できる関係に

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知っておきたい避妊のウソ

○ウソ1 腟外射精(外出し)で避妊ができる

腟外射精は、射精直前に男性器を腟から抜いて射精する方法。射精前に出てくる透明な液体にも精子が含まれるので、避妊にはなりません。

○ウソ2 安全日・生理中なら妊娠しない

子宮の中で精子は3~7日生き残ることも。腟からの出血が必ず月経とは限らない上、若くて月経周期が安定しない内はいつでも妊娠の可能性があります。

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○ウソ3 性交後に腟の中を洗えば大丈夫

シャワーなどが届かない子宮の奥に精子が入ってしまうので、避妊効果はありません。炭酸水などで洗うことも避妊の効果はありません。

また、初めての性行為であっても、中高生であっても、性行為の延長上には妊娠の可能性があります。

⇒これって避妊になる?ならない? 詳細は妊娠

手軽でカクジツな避妊方法って?

○低用量ピル

ピル

・1日1錠女性が飲む薬

・1ヶ月分2000円~3000円程度

・病院(婦人科・産婦人科等)で処方される

・月経痛や月経不順の治療にも使われる

・避妊効果は高いが、飲み忘れがあると効果が下がる(年間失敗率 理想的な使用:0.8%, 一般的な使用*:9%) *飲み忘れ含む

 

○コンドーム

コンドーム・1回使い捨てで男性がつけるゴムの袋

・1箱5~10個入りで500円~1000円程度

・ドラッグストアやコンビニで手軽に買える

・性感染症予防に有効

・きちんとつけるためには技術が必要(年間失敗率 理想的な使用:2% 一般的な使用:18%)

⇒詳細はコンドーム

 

ピルで避妊、コンドームで性感染症予防をする。ピルとコンドームの併用がより安全で確実な方法(「ダブル・プロテクション」と言われています)です。

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〇IUD、IUS(子宮内避妊具)
IUD・子宮内に装着する小さな器具

・一度挿入すれば、数年にわたり避妊が可能で3万円~10万円(※避妊目的の場合は自由診療。IUSを過多月経・月経困難症の治療として使う場合は保険適用になる。)

・医師による装着、除去が必要

・避妊効果が高い(年間失敗率 0.2%~0.8%)

・出産経験があり、長期の避妊を望む女性に適している(妊娠・出産の経験のない女性は、医師に相談しましょう)

避妊法にはその他にも、基礎体温を計測し目安にするリズム法などがあります。避妊の選択肢や各避妊法のメリット・デメリットについてもっと知りたい方は、こちらのHPも参考にしてください。

避妊のススメ(バイエル製薬)「さまざまな避妊法」

※各種避妊法の年間失敗率は、Hatcher RA, Trus-sell J, Nelson AL, Cates W, and Kowal D, editors. Contraceptive Technology: Twentieth Revised Edition. New York: Ardent Media, 2011 のデータを参照にしています。

低用量ピルを飲むメリットは?

低用量ピルには避妊以外にも女性が服用するメリットがあります。

  • 生理痛が軽くなる
  • 生理期間が短く、出血量も減る…貧血の予防につながる
  • 生理周期が整う
  • 生理日をコントロールでき、試験や旅行などの大事な予定と重ならないようにできる
  • PMS(月経前症候群, 生理前におこるさまざまな心身のトラブル)が軽くなる
  • 子宮内膜症(不妊につながる病気)の予防
  • ニキビなどの肌トラブルの改善

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低用量ピルの飲み忘れを防ぐために、携帯のアラームを設定したり、歯磨きなどの生活習慣とあわせて服用するように工夫している人も多いようです。

低用量ピルの副作用、大丈夫?

今の低用量ピルに心配な副作用はほぼありません。

低用量ピルのよくある副作用として、吐き気と不正出血(月経ではない膣からの出血)が挙げられますが、多くの場合、1~3ヵ月ほどで収まります。また、それでもつらい場合には、低用量ピルの種類を変えて、自分に合うものが見つかれば解消することがほとんどだと言われています。また、低用量ピルの影響で不妊になったり、太るということはないことがわかっています。ただし、血栓症のリスクがわずかながら上がります※1。

低用量ピルは医師の診断によって処方される薬です。心配な点は主治医に相談の上、服用するメリット・デメリットどちらが上回るかを考えて決めることをおすすめします。

※1:参照:「日本産科婦人科学会:低用量ピルの副作用について心配しておられる女性へ」海外の疫学調査では低用量ピル服用者の静脈血栓症発症のリスクは,年間1万人当たり3〜9人(服用していない人は1〜5人),妊娠中では同5〜20人,分娩後12週間では同40〜65人と報告されています。

低用量ピルのメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルにあった選択ができることが大切です。

 

もし避妊に失敗したときは、緊急避妊を!

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避妊に失敗した時や性被害にあった時は、女性が産婦人科・婦人科を受診し、72時間(3日)以内に緊急避妊ピル(アフターピル)を服用することで、高い確率で妊娠を防ぐことができます。緊急避妊ピルを服用することで排卵を遅らせたり、子宮内膜(受精卵が着床する部分)の状態を変化させて妊娠の成立を防ぎます。価格は1.5万円ほどのところが多いですが、医療機関によって異なるので、事前に確認しましょう。

日本家族計画協会HPや、思春期・FPホットラインという電話の問い合わせ窓口で処方してくれる機関を検索・紹介してもらうことができます。

日本家族計画協会HP:http://www.jfpa-clinic.org/search/ec-search.php

思春期・FPホットライン:03-3235-2638 月~金/10:00~16:00(祝祭日はお休み)

緊急避妊の注意点

・「緊急避妊があるから普段避妊をしなくて大丈夫」ということではありません。緊急避妊は女性の身体への負担も大きく、避妊の成功率は80%ほどと100%確実に避妊ができるというわけではないので、あくまで緊急手段です。普段は他の避妊法を使いましょう。

・緊急避妊ピル服用後に避妊のない性行為をすれば、妊娠の可能性はあります。緊急避妊ピルの服用後、避妊の成功が確認できるまで、適切な避妊法の使用を考えて下さい。

・ピルには性感染症の予防効果はないので、性感染症の検査もあわせておすすめします。
⇒詳細は性感染症

・性被害にあった場合は、警察に届け出をすると、緊急避妊が公費助成となり、金銭的な負担がなく選択することができます。

・緊急避妊ピルの副作用として、吐き気や嘔吐などが生じる場合があります。心配な時は、吐き気止めを一緒に処方してもらいましょう。

・緊急避妊ピルの服用後2時間以内に吐いてしまった場合、医師に相談して下さい。ピル服用後2時間を経過してからであれば心配はいりません。主治医の指示に従って服用するようにしてください。

緊急避妊の成功を確認するには?

緊急避妊ピル服用後、一般的には3〜7日後に、通常の生理よりも少量の出血(消退出血)が起き、これが避妊成功のサインと言われています。ただし、不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあります。念のため、避妊に失敗した日から3週間経過した時点で、市販の妊娠検査薬で妊娠が確かめてみてください。もちろん、心配な時や、検査薬で反応が陽性に出たら婦人科・産婦人科を受診して下さい。パートナーと今後の避妊方法について見直すことも大切です。

安全日ってあるの?

女性の月経周期によって妊娠のしやすさは変わりますが、「安全日(性行為をしても絶対妊娠しない日)」を正確に予測することは難しいです。

性行為による射精後、子宮の中で精子は3~7日間生きることもあり、女性の排卵のタイミングは体調により左右され、いつも周期通りとは限りません。妊娠を希望していないのであれば、「安全日はない」と考えた方がいいでしょう。

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⇒詳細は妊娠

 

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