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保護者・大人の方へ

性について、お子さんと話すことについてどう思いますか?

幼いお子さんには、特に教える必要性を感じない、ご自身も教わった記憶がない、性は恥ずかしいことだと言われて育ち、性について伝えるイメージがつかない、という人も多いのではないでしょうか。
日本では性について人前で話すことはタブー視され、子どものうちは知らなくてもいいと考えられてきましたが、性について学んだ子どもは、性トラブルから身を守り、解決する力が育まれ、よりよい判断ができることが分かってきています。
性の学びは自分を大切にすること、自分らしく生きること、相手も尊重すること、また性被害をはじめ暴力や差別から自分の身を守ること、そして性の自己決定ができることにつながります。

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家庭での性教育4つのポイント

1.否定しない

性について「ダメ!」と制限したり、「まだそんなこと知らなくていい」「まちがっている」「それはおかしい」等と一方的に決めつけず、「そんな風に考えたのね」とまずは受け止めることが大切です。
子どもが性に関する疑問や興味をもつことは自然なことです。性について、いつでも聞いたり話せる関係性を目指しましょう。

2.科学的に

性のことを、科学的に正確な情報をもとに、子どもが分かるやさしい言葉で
話しましょう。

3.子どもがどう考えるかを大切に

性について多様な考えや価値観があり、自分の考えや他の人の考え方を大切にすることが相互理解・尊重につながります。

4.生活の中での積み重ねが大切

性教育は「一度すれば終わり」ではなく、生活の中で様々なテーマで繰り返し行うものです。もし子どもが理解していなかったとしたら、次の伝えるチャンスとして活かしましょう。親も完璧である必要はなく、一緒に学び、考えていく姿勢が大切です。
また、言葉や知識だけではなく、普段の生活の中で子どもと同意のもと抱きしめふれあったり、愛情をもって関わったり、話をよく聞いたりすることでも、お互いを尊重しあう健康的な関係性について伝えることができます。

そして、すべての子どもたちのために、家庭だけでなく学校・地域と連携し、
「性教育は必要」と声を挙げていきましょう。

以下はアメリカのNGO「Amaze.org」の情報を参考にしてまとめています。
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